パニック障害で処方される薬って？
パニック障害で処方される薬は、以下のようなものです。
・ＳＳＲＩ
・抗不安薬
・三環系抗うつ薬
ＳＳＲＩは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬と呼ばれる薬で、パニック障害の治療でよく使用されます。
この薬には、脳内のセロトニンという物質を増加させる働きがあり、効果が現われるまで時間がかかりますが、今のところは最も有効な治療薬です。
ただ、副作用として吐き気を伴うこともあります。
また、アルコールを飲むと副作用を起こすリスクが高くなるので、気をつけてください。
抗不安薬は、ＳＳＲＩが開発される前によく使用されていた治療薬です。
副作用が非常に強く、服用すると眠気を感じることが多いでしょう。
三環系抗うつ薬は、ＳＳＲＩや抗不安薬で思ったような効果が現われない場合に使用されます。
しかし、副作用も強いので、使用する際は十分に注意しないといけません。
どの薬にも副作用があるため、医師にどのような症状が現われるのか、しっかりと確認しておきましょう。
眠気やめまいを伴う薬を服用する場合は、車の運転は控えるようにしてください。
