パニック障害ってどんな病気なの?
パニック障害とは、突然激しい動悸を起こしたり、脈拍が異常に早くなったり、息苦しさを感じる病気のことです。
基本的に、10分程度で症状が治まりますが、長い場合は1時間ほどかかることもあります。
その時は治っても、また何度も繰り返すというのも、パニック障害の症状の特徴です。
パニック障害の原因は、未だに解明されていませんが、脳内不安神経機構の異常、ノルアドレナリンの過剰分泌、セロトニンの不足や過剰分泌、遺伝、ストレスなどが関係しているのではないかといわれています。
パニック障害の症状は、以下の通りです。
・動悸
・呼吸困難
・発汗
・めまい
・不安感
・恐怖感
・脈拍の増加
・ふるえ
人によって異なりますが、一般的にパニック障害になるとこのような症状が現われることが多いでしょう。
また、「人前で症状が現われたらどうしよう」という不安がさらに症状を悪化させてしまう危険があります。
症状が悪化してしまうと人前に出るのを避けてしまい、自宅に引きこもるケースも少なくありません。